自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2017/10/17
ごはん(しそ味ひじき)・鶏肉香草焼・野菜炒め・味噌汁・牛乳・梨
2年生が修養会でお世話になった小林農場からお預かりしている豚が大きくなった。修養会のテーマの一つである「命」について考える取り組みだ。わずか30キロほどで敬和に来た2匹は丸々と太り100キロ超えたら出荷だそうである。
生徒は毎朝、糞の始末と体調管理に奮闘している。「かわいい」といって毎日見に行く生徒もいる。いつか来る出荷の日、命を頂いていることに気付いたとき、彼らはどんな表情をするだろうか。
エミタイさんの裏にはヤギがいる。みぎわ館奥の森にはタヌキの親子が住んでいる。時々キジがけたたましく鳴いて校庭を横切る。校長住宅の前にはいつも猫がいる。
市の中心部からバスで40分かかる敬和。よくぞこんな不便で不自由なところに学校を建てたものだ。お陰で私たちは今日も命の多様性に触れながらランチを感謝していただくことが出来ている。
(S・K)