毎日の礼拝

毎日のお話

2017/10/16

高橋 詠子(副校長)

ヘブライ人への手紙 10章26節 京都の学生の頃、キンモクセイの香りがトイレの芳香剤だと勘違いした事がある。北海道出身の私には、キンモクセイがわからなかったのだ。本来の形や意味を知る事は、学びの大前提だ。それを知らないために、切り捨てられたり、傷つけられたりする存在がある。敬和はキリスト教の学校で、聖書で語られる「真理」があるから、一人一人が大切にされる。「真理」はいつも私達のそばにあり、それを見つける事ができなければ、キンモクセイの例のような愚かな事が人生の大切な場面に起こりうる。毎日の学びは、「真理」を求める事にほかならない。