毎日の礼拝

毎日のお話

2017/10/10

小西 二巳夫(校長)

フィリピの信徒への手紙 4章10~14節 48回生の修養会の講師は、ネパールで医療活動をしておられる楢戸先生だった。ネパールといえば聞いた話がある。衛生状態をよくするため活動する日本のボランティアが足の裏を切り、足が腫れ上がった。現地の村人が背負って遠くの病院に連れて行ってくれた。ダンニャバードとネパール語で感謝の言葉を言った時、村人は困ったような顔をした。ダンニャバードを言わなければならないのは村人の方であり、ありがとうは神様に使う言葉だというのだ。病人を背負って歩ける健康、そして神様に感謝する機会をくれた病人との出会いに感謝したいという。私達も神様に感謝し、感謝の出会いをしっかり見つけたい。