自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2017/09/21
スパゲッティトマトソース・生野菜サラダ・牛乳・マフィン
今日はここ何日かで一番の集中力でランチをいただいた。私の今日の服は真っ白。対するランチは真っ赤なトマトスパゲティ。直径数ミリの点でも一目で「あ、今日のランチを飛ばしたな」とばれてしまう。なので、皿からフォークですくった全てのものが自分の口の中にきれいに収まるよう、細心の注意を払う必要があった。
全力を尽くしての食事、でひとつ思い出したことがある。小学校2年生のときに学校で書いた作文である。なぜこのような作文を書くことになったのか記憶にないし、今さら想像してみても8歳の私の頭の中がどうなっていたかなんて、分からない。さらに言えば、ランチの美味しさをお伝えすることが目的のこの場では、控えるべき内容なのかもしれない。しかし、私は蚊の食事、つまり人間の血を吸いにくる蚊の食事が、全力の命がけの戦いであることについて真面目に書いていた。私たち人間で考えると、食堂に行くための廊下や階段に私たちの命を狙う怪物がうようよいるようなものだ。だから、人間は無闇に蚊を叩いてはいけない。腕に止まった小さな蚊を見守ってみようというものだった。
今日も温かい食事がいただけること、おいしいと思いながら食事がいただけることに感謝でいっぱいです。
(M.A)
