自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2017/09/06
<敬和キャンプ1日目(8月3日) 天気:晴れ >
朝、参加者36名教員10名が佐渡汽船フェリー乗り場に集合し、佐渡島へ出発しました。船内で5つの班ごとに集まり自己紹介をし、名札を作りました。これから6日間よろしくね。
昼過ぎ、敬和キャンプの舞台となる佐渡教会へ到着。さっそくワークです。使わせていただく礼拝堂、ホール、台所の整理・清掃を行いました。初めて参加した人は緊張しながらも経験者の生徒にリードされてワークをしました。キャンプ中、お世話になるスペースですから、掃除をして気持ちよく過ごしたいですよね。
その後、礼拝堂で開会礼拝です。いよいよ敬和キャンプが始まります。参加者一人ひとりがどのような成長を見せてくれるのかが楽しみです。
夕食:
ローストポークドミグラスソース、ポテトのピューレ、ショートパスタ、ニンジンのグラッセ、ブロッコリー(温)、トマトのサラダ、三色ビーズのサラダ、クリームリゾット、ショコラムース、ヨーグルトムース、スイカ
<敬和キャンプ2日目(8月4日) 天気:晴れ>
朝は毎日5時45分起床です。みんな起きられるかなと心配していたら、なんてことはない、1時間、いやそれより早く起きて散歩や掃除など活動を開始していました。みんな気合い入りすぎ!
午前は、沖縄の基地問題について学び、平和について考える時間を持ちました。午後は、3時間半にもおよぶ、野外でのワーク。草刈り、竹刈り、壁のペンキ塗りを班ごとに分かれて行いました。壁のペンキ塗り班は、まず足場作りから始めました。緑色のペンキできれいに塗りました。炎天下で長袖長ズボンマスクに帽子、軍手姿で汗だくになりながら、のぞみました。塩飴と水分、休憩をたっぷりとりながら頑張りました。
朝食:
さふらんのパン、キャベツとソーセージの蒸し煮、バナナヨーグルト
昼食:
京風ジャージャー麺、冷奴豆苗とカツオがけ、ナスの炒め煮、冷やしトマト、葛きり黒蜜、水羊羹
夕食:
海南京飯、豚ハラミとレタスの炒め物、中華サラダ、パンプキンチーズ、大根の花かつお醤油、肉団子スープ、ご飯、タピオカとフルーツの混ぜ合わせ、9種類のムース
<敬和キャンプ3日目(8月5日) 天気:晴れ>
キャンプの朝は6時から活動開始。清掃、そして日替わりの食事担当の班が朝ごはんを作り始めます。6時30分から朝礼拝、7時から朝食をとります。食事の際の座り順は食事当番が決めます。この日は、実家の最寄り駅の頭文字の50音順でした。面白いですね。
午前中、前半の部は、原発事故による放射性物質の影響について学びました。原発事故から6年が経ちました。その現状について知り、考える時を持ちました。また、後半の部では『Stand By Me』を英語で歌いました。英語の歌詞の意味と発音を学びながら楽しく歌っていました。
午後は、昨日に引き続き野外でのワークを行いました。草刈りを行った班は、教会から海までのスペースに生えている草を刈っていきます。広大な敷地に胸の高さまで伸びた草を汗だくになりながら、少しずつ刈っては運びを繰り返し行っていきました。3年生を中心にどうすれば効率よく作業できるかを工夫し、下級生をリードしている姿が見られました。
この日でキャンプも折り返し地点です。一人一人がそれぞれの作業をスムーズに協力して、できるようになったように感じます。長いようで短いキャンプ。一日一日を大事に過ごしていきましょう。
朝食:
サフランのパン、ベーコンと白菜のクリーム煮、ツナとキャベツのサラダ、ドライフルーツたっぷりのシリアル、ドリンク
昼食:
パスタ3種類(ミートソース、ジェノペーゼ、明太子)、かぼちゃチーズ、かぼちゃのクリームスープ、アボカドとレタスのサラダ 、和風プディング、タピオカの豆カルピス仕立て
夕食:
牛すじと仙台麩のコンソメ煮、大根おろしとちりめんじゃこ、ナスの煮物、パスタのオムレツチーズかけ、ニンジンとキュウリのサラダ、きのこ汁白みそ仕立て、冷やしトマト、ご飯、白玉2種(ずんだあん、つぶあん)
<敬和キャンプ4日目(8月6日) 天気:晴れ>
この日は日曜日。参加者全員で佐渡教会の主日礼拝に出席します。お昼は佐渡教会のみなさんと一緒にいただきました。毎年敬和キャンプを受け入れてくださってありがとうございます。
午後は聖書科の夏休み課題(教会出席レポート)を書きました。その後、野外でのワーク。礼拝堂の裏は竹林が生い茂っていましたが、竹刈り班の働きできれいになり人が通れるようになりました。長い竹は切るのも大変ですが、運ぶのも一苦労。声を出し合ってぶつからないよう注意して運んでいました。落ちて散らばった笹は、切ったばかりの竹で生徒が作ってくれた竹箒で一掃しました。竹箒ってやっぱり便利なんですね。この日は野外での最後のワークでした。一人一人の働きによって、とても綺麗になりました。みんな、お疲れ様!
朝食:
ブレッド、フレンチトースト(メープルシロップ、北海道カルピス)、ハムとキャベツの蒸し煮、カレー風味、ヨーグルトブルーベリーソース、ちょっと贅沢なコーヒーゼリー、ドリンク
昼食:
牛すじと大根の煮物、錦糸卵たっぷりのちらし寿司、シーフードのフィットチーネ、リゾットトマトソース、豚肉たっぷりの焼きビーフン、ねぎと油揚げの味噌汁、レアチーズケーキ、スイカ、ずんだ餅
夕食:
牛肉のビール煮、シュークルットとあらびきソーセージ、クルトンオリーブ、コルニッションとレタスのサラダ
<敬和キャンプ5日目(8月7日) 天気:晴れ>
午前は、科学実験教室で科学の楽しさを学びました。また、ゴスペルの歴史や経緯、そして現在のゴスペルについても学びました。
午後は、海に行きました。海に行くのを楽しみにしていた人も多く、とても楽しんでいました。胴上げされて海に落とされている生徒や教員もちらほら。キャンプも5日目です。みんなたくましく、元気です。
夜は敬和キャンプの感想文を書きました。自分自身がキャンプの前に比べてどのように変化したか、振り返りの時間を持ちました。
朝食:
平形のパン、プチカードのパン、ブルスケッタ、シリアル、チーズオムレツソーセージ入り、ツナとキャベツのサラダ、ドリンク
昼食:
肉味噌がけうどん、ザーサイライス、冷製コーンスープ、コーヒーゼリーホイップクリーム、スイカ
夕食:
豚ロースと車麩などのスキヤキ風、ソーセージ2種とポテトのトマトソース、ダイコンとちりめんじゃこの花かつおかけ、ザーサイライス、いちご豆乳添え、杏仁豆腐とさくらんぼ
<敬和キャンプ6日目(8月8日) 天気:曇りのち雨>
最終日です。最後のワークは、佐渡教会の原状復帰です。みんな、慣れた様子で積極的に体を動かし、声を出していました。流れるように元の状態に戻した後、閉会礼拝。礼拝ではキャンプは普段の生活よりもはるかに不便、その不便な環境の中でこそ生きる力は育まれるというお話がされました。確かに不便でした。でもだからこそ工夫やコミュニケーションが大事にされていました。
この日は台風が近づいているということでしたが、フェリーにも無事に乗れ、時間通りに帰ることができました。最後にお祈りをして解散、それぞれの帰路につきました。
敬和キャンプでは、人そして自然に積極的に関わることで、それぞれの成長した姿を見せてくれました。ここで培った力と心を糧に、後期の学校生活に活かしていければと願います。