毎日の礼拝

毎日のお話

2017/09/04

小西 二巳夫(校長)

フィリピの信徒への手紙 2章12~16節 高校野球の開会式の最中にプラカードを持った女子高生が倒れたが、周囲は何の反応もしなかった。役員が対応するため、生徒は不要な行動は慎むようにとの指示があったようだ。指示と命のどちらを守るのか、考えさせられた。震災の津波に対応する釜石の子供達は、自己肯定感を大切にしてきたから、自分で判断ができたとの分析がある。指示がなくても自分で判断ができるのは、自己肯定感があるからだ。それがあれば、ありのままの自分を出せる。これは敬和が目指すものだ。私たちは、敬神愛人という形で、自己肯定感を持つ事ができる。