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サッカー部

2017/08/12

<サッカー部> 会津田島合宿 報告

【公式】サッカー部 会津田島合宿(8月4日~7日)

 

 福井の遠征から帰って翌日の8月4日から、敬和学園高校サッカー部恒例の会津田島「走りこみ」合宿に行ってきました。今回は44回生桑野康平さんが参加してくださいました。既に内定が出ているそうで「久しぶりにサッカーがしたくなりました」とのこと。ありがとうございます。

 初日から、練習もさることながら、宿舎「吉本屋」さんのおばさんの強烈なご指導が入ります。「黙って入ってくんじゃないの。帰ってきたらなんていうの?」「お味噌汁はどっちに置くの?そんなことも教わってないのけ?」

 生徒たちはむっとしますが、これが大事。家では上げ膳据え膳、何もしなくても食事が準備される者がほとんど。食事に関するご作法を初めて聞く者もいます。大切なことを教えていただいているなぁと毎年思います。

 2日目早朝から対抗戦。その日の走りの長短を掛けてガチンコの闘い。だんだん追い込まれていくと、人間の本性が表れ、耐性のある者無い者の差が顕著に出てきます。夜の出来事、3年生がボソッと「そういえば昨年卒業された鈴木大河さんがいってたよな『下手な俺には無駄走りしかないから』って。あれってほんんとすげーよな」自分で限界を作らない。自分に負けない。そんな伝統は今年も少しづつ受け継がれていました。


最終日は30キロラン。一番きつい日に一番きついことをします。

結果は、1位が2年生おとちゃん。彼は福井から覚醒した感があります。2位が2年生ハイジ。運動量でチームを支えるダイナモになりつつあります。3位そうたぴょん。3年生の意地を見せてくれました。そして嬉しいことが。2年間走りきることができず、いつもバスで回収されていた3年生がついに時間内に完走(泣)。成長を実感できた時でした。

 最後のミーティングでは、①まぁいいか、を無くす。リーグで大量失点が続き、どこかで「まぁいいか」とあきらめていたことを、もう1回見直しました。②チームスポーツです、相手の気持ちを考えることが大事。今回、宿のお味噌汁が少し濃い目だったことに気付きましたか? 走って大量に塩分を失う君たちに、見えない気遣いをしてくださったのです。一時の感情に任せず、チームメイトの気持ちに立った発言ができたら、それは誰よりも自分が成長できた証です。

 遠方の寮生は一旦帰省。さぁ選手権。1回戦が大事。謙虚にひたむきに我武者羅に戦い抜きましょう。よしもと屋さん、ありがとうございました。無事、敬和に着きました。

 

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