毎日の礼拝

毎日のお話

2017/07/04

湯田 京生(美術)

ルカによる福音書 13章24~25節 美術は自由で楽しい反面、厳しい世界だ。私は高校生の時、美術の道に進む事を考え始めたが、画塾への見学で素直にその道へ進む事を決断できずにいた。それは、努力を恐れ、傷つくのが怖かったからだ。そして、安易で楽な道へ行こうとしていた。今日の聖書は、狭い入り口に入ろうと努力する事が大切で、今進まなければその扉は閉ざされてしまうのだと警告している。私は高校3年の時、その事に気づき、遅い決断をする事になった。今自分の前にある狭い戸口の存在に気付き、そこへ向かう努力をする人でありたい。