毎日の礼拝

毎日のお話

2017/07/03

小西 二巳夫(校長)

ヨハネによる福音書 1章1~5節 三浦綾子最後の作品は、『銃口』だ。綴り方教育で、突然教師達が警察に捕まった事件を取り上げている。三浦綾子自身、教師として教え子を戦場に送り出す教育をした事に罪の意識を持っていた。当時、神を知っていたなら、違っていたと言っていた。「銃口」を向けられた時、自分の意見を持つのを止めるような教育がなされた。しかし、現在は、深く物事を考え、それを言葉にでき、判断できる教育をしている。混迷の時でも、物事を深く考える事ができるようでありたい。