自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2017/06/21
スパゲッティミートソース・チーズ入りサラダ・牛乳・ココアマフィン
先週に比べて、少し時間がゆっくり過ぎている水曜日。ランチ前に久しぶりに保健室によった。保健室のS先生には、生徒の話から、自分の話までたくさんの話をする。今日の1番の話は、保健室をよく利用する3年生の生徒達のお粗相の話である。
昨日のランチレポートにあったように、昨日のランチはAクラスまで並ぶほどの長蛇の列だった。そこに保健室常連組みの3年生が、何食わぬ顔で何と割り込みをしていく所をS先生は目撃する。そして、その3年生へ手紙を書いたそうだ。本当にそれで良いのかと。S先生は事実を話しながらも、その生徒たちがどう受け止め、どう考えているのかをすごく気にしておられた。
そんな話を聞いて、今日はミートソーススパゲティーとテンションを上げながら友愛館へ行くと、何とその3年生達がちゃんと並んでいるのではないか・・・。私は、一瞬にして彼らを抱きしめたい気持ちになった。なぜなら、S先生が彼らに送った愛情たっぷりの手紙を意味を感じてくれたからだと思ったからだ。本当に嬉しかった。
テストが近づき、生徒は不安定になることもある。そうすると、自分に嫌な事を言ってくる先生を拒絶したくなると思う。でも、本当に自分にとって大切な人って、自分に何も語り掛けない人なのだろうか?それは、自分にとって、ただ都合の良い人なのではないだろうか?
敬和のランチは、ただ食べ場だけでなく、人生の大切のことを学ぶ場なのだと改めて思った。
(K.N)