自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2017/05/22
寮祭を通して築かれるつながり
2年生の総合プロデュースのもと、エネルギッシュに寮祭デビューした1年生15名。寮祭1週間前から1,2年生の合同練習が始まりました。「1年生のノリがとっても良くって」とうれしさを伝えてくれる2年生でした。「あの場面のセリフにあのポーズを入れたいです。」2年生に提案している1年生の姿がありました。「うん。それいいね。ぜひ入れてみよう。」2年生も快く台本に取り入れる約束をしながら、さわやかなやり取りをしていました。
本番は練習の成果が存分に発揮されて、大成功!!やり遂げた1,2年生のうれしい表情と共に、見守る3年生のまなざしが、とても温かく感じました。
2年生の4月は、寮祭の準備に時間を使いました。手際のよい段取りで、役割を決めて1年生のために準備を進めていましたが、いざ合同練習が始まり進めていく中で、それぞれの役割をきちんとこなしながらも、自分たちの関係性に、不満ではないけれども、微妙なずれを感じる2年生が出てきました。“寮祭の準備は一応滞りなく進んでいる”“1年生は、ノリが良く進めやすい”でも……。そんな2年生たちの思いを、3年生がしっかりと受け止め、適格なアドバイスをしてくれていました。3年生の言葉は、彼女たちを力強く勇気づけるものでした。「2年生に、勇気を出して伝えてみます。」「話を聞いてもらえて、うれしかったです。」表情がほぐれ、笑顔の2年生でした。
後輩の様子を瞬時にキャッチして、話を聞き、的確にアドバイスをしてくれる3年生の対応に、成長と頼もしさをあらためて感じるうれしい時にもなりました。
その後、2年生は話し合いの場を持ち、もう一度寮祭に向ける思いを確認し合いました。伝えることで、気づき合うことが出来た時間になりました。
一緒に過ごしているからこそ、分かり合えているだろうという安心感が、逆に甘えになったり、当たり前になったり、しんどさを抱えてしまうことに気づくことができ、言葉で伝えることの大切さも確認できたと思います。
大成功だった寮祭。しかし成功したことだけをとらえて良かったではありません。寮祭までに費やした、関わりの過程がどうだったか、寮祭の活動を通して得たことを、これからの生活の中にどのように活かされていくのかが楽しみです。
また、寮祭当日は、たくさんのご家族の方とお話させていただく機会となりました。ありがとうございました。感謝いたします。(小菅)
寮祭のひとこまから
寮祭当日は、皆大忙しです。3年生は、会場づくりから始まって、お食事会の準備に入ります。ここで本領発揮の3年生。手際よく、仕事をこなしていく姿は、“さすが”の一言に尽きました。
2年生は、1年生をかわいくメイクで整えてスタンバイ。メイクをしているホールは、ワイワイ、キャキャと乙女たちのにぎやかな声で盛上っていました。先輩にしてもらうことが、何よりもうれしいことでした。副校長先生も飛び入り参加してくださり、一段と盛り上がりました。
◇◆◇ 3年生準備編 ◇◆◇
◇◆◇ おおかみと15匹のこやぎ ◇◆◇
◇◆◇ 礼拝から ◇◆◇
◇◆◇1,2年生合同練習から◇◆◇