自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2017/03/14
スパゲティ ナポリタン・チーズサラダ・牛乳・アセロラヨーグルト
私が担当する火曜日のランチレポートは、本日が本年度最後である。4月の「サワラの照焼」に始まってあっという間1年であった。貧しい味覚に乏しい表現力。皆様の目をそらそうと、日々の敬和生活を紹介して誤魔化したつもりであった。しかし、話題を探すうち普段見えない敬和生の様子や、支えていただいている方の存在に、図らずも気がつくことができた。様々な時と場所で、様々な人が関わりながら敬和教育が守られているのだな、初代校長太田先生がおっしゃった「無意図的教育」なるものはこういうことかと勝手に拝察している。
春からは50周年。記念の年度である。「敬和教育50年の実績」「伸びる進学率と今後のビジョン」といった両肩に力が入るようなフレーズは、しかし、現在の敬和ではあまり聞こえてこない。いつも通りスクールバスが着き、いつも通り礼拝を守り、いつも通りランチに急ぐ生徒がいる。ゆっくりと、でも着実に歩む日々が、こちらの期待を超えた変化を生徒にもたらしてくれる。
来年度も楽しみだな、と感じながら大好きなメニュー「スパゲティナポリタン」をおかわりした。
(S.K)
「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。」(第一コリント3章6節)