のぞみ寮通信

みぎわ館

2017/02/10

みぎわ館通信 2017年2月5日 第255号

3年生のラストメッセージを聞きながら…☆
 1月27日(金)、3年生は終業日を迎えました。3年生が帰宅してから約1週間が経ちました。3年生が居なくなったみぎわ館は、少し静かな気がします。なんとも言葉では言い表せないけれど、3年生の存在感がどれほど大きいものであったか、しみじみと感じています。
 2月2日(木)には今年度最後の部屋替えを行いました。この部屋替えはいつにも増してドキドキしたことでしょう。なぜならば、50回生を迎え入れる部屋だからです。3年生が去って行って寂しさ残る中でも、1・2年生は次のステップへと進んでいかなければなりません。2月27日(月)には3年生が寮にまた戻っています。27日(月)と28日(火)のこの2日間が、47回生と一緒にいられる本当に最後の時間です。この時に、「みぎわ館は大丈夫!48回生と49回生に任せられる!」と、47回生に思ってもらえるように、今の学年での生活をしっかりと過ごしていきたいと思います。
 3年生が後輩たちに残してくれたものは沢山あります。みぎわ館を居心地の良い寮にしたいという想いからルールを改正してくれたこと。笑顔でひたすら前進しながら敬和の1日1日を過ごしていた姿。時には学年でぶつかり合って悩んだり泣いたりした姿。3年生のジャージや寮着も後輩たちにとっては先輩が残してくれた大切な宝物。聖書に書いてもらったメッセージ。そして礼拝で語ってくれた『ラストメッセージ』も3年生が残してくれた、かけがえのない物です。
 一人ひとりのラストメッセージは、涙無しには聞けませんでした。3年間、自分がどんな歩みをしてきたのか……。時に自分自身と向き合うことで立ち止まったり悩んだり、仲間を傷つけたり仲間と向き合えなかったりしたこと。逆に自分自身を見つめることができた嬉しさや仲間に助けられた嬉しさがあったこと。最後の最後にこれだけは後輩に伝えたいという想いを語ってくれたのでした。そして、「敬和で良かった」、「寮で過ごせて良かった」、「みぎわ館でみんなと出会えて良かった」という言葉の中には3年間という時間を自分らしく歩んで来れた、という証が感じられました。
 後輩達もラストメッセージを語る3年生の顔をまっすぐに見つめて聞いていました。私はそんな1・2年生を後ろから見つめていました。後ろからでも1・2年生が泣きながら話を聞いていることが分かりました。いつもよりも背筋がピンっとして、顔が上向きになっていたのに気づきました。3年生のメッセージを心にとめようと思っていることが伝わってきました。47回生が後輩に残してくれた物や心は、これからもみぎわっ子たちに間違いなく受け継がれていきます。47回生の皆さん、本当にありがとう。皆さんは本当に素敵な人たちです。2月の最後の2日間、みなさんとの時間を惜しみなく過ごしたいと思っています。

(小林)

 

1月25日(水)、登校前にみぎわ館の前で。寒くて風邪の強い日でしたが、負けないこの笑顔!
47回生の笑顔は本当にステキです!

 

 

 

3年生、最後の寮合宿
 1月26日(木)、3年生は休業日でした。この日、寮では3年生の最後の寮合宿が行われました。6月の部屋替えからずっと同じ部屋で過ごしてきた3年生達。そんな部屋とお別れをするために、荷物は全て部屋から運び出し、使用していた机や棚、窓や廊下のロッカー、ベットの畳もひっくり返して隅々まで掃除をしました。14時に始めた大掃除は16時半までかかりました。荷物が全て運び出された部屋はキレイさっぱり。でもどこか部屋も寂しそう。3年間の「ありがとう」を込めて一生懸命掃除をしてくれた3年生でした。

(小林)

 

 

3年生が荷物を運び出した後の部屋。なんだか寂しいなあ~(;_;)

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荷物の片付けに部屋の掃除に疲れた~♪最後にみんなで足湯して疲れを癒しました(*^_^*)

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47回生ラストディナーは、年度初めの部屋のメンバーと!

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47回生、自宅学習期間前の最後の夜♪

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