毎日の礼拝

毎日のお話

2017/01/23

小西 二巳夫(校長)

マタイによる福音書 5章13~16節  宮下奈都著『羊と鋼の森』には、ピアノ調律師の「お客さんに恵まれている」という言葉が出てくる。同様に、敬和は生徒に恵まれていると思う。敬和には、今まで順調にいったわけではなく、痛みを知っている生徒が多い。そのためか、内側に水をたたえるような潤いを心に持っている。先日の入試労作でも、見返りを求めず、自分の時間やエネルギーを使ってくれた生徒が多かった。他者の存在を大切にし、小さい事に意味を見出し、大きな働きをする「地の塩、世の光」となっている。本当に、敬和は生徒に恵まれている。