自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2017/01/20
クロワッサン・ビーフシチュー・スモークサーモンサラダ・牛乳・カステラ
敬和の図書館は、まあ自慢できる。
蔵書も多いし、予算も多い。利用者も他校と比べると格段に多い。
予算は年○○百万、利用冊数は年生徒一人平均8冊である。(普通の高校は2,3冊という)
生徒が希望する本はたいていすぐ入る。先生たちも生徒に本を読めとすすめる。レポートが多いので、資料として借りることも多い。
図書委員会のイベントも活発で、様々な人に話を聞く「ティータイム」では、俺も以前講師を頼まれ、ギリシャ悲劇について話した。
百人一首大会。これにはお汁粉がつく。
文学散歩。圏内の文学ゆかりの場所を散策するというものだ。
俺も本を読むのが好きだ。まあ、呼吸と同じと言っていい。
高校時代、受験勉強はほとんどしたことがないが、本だけはたくさん読んだ。
本を読むと頭が良くなると信じている。
それに、こんな面白い文章も書けるようになる(笑)。
何で本の話かとおもうだろうが、今日のランチは、図書委員会と給食委員会のコラボランチなのだ。
好きな本に出てくる料理をランチで再現する。
まず、ビーフシチュー。これは村上春樹の「風の歌をきけ」に出てくる。
スモークサーモンサラダは、「かもめ食堂」より。
デザートのカステラは「ぐりとぐら」からとったそうだ。
実にうまかった。
ちなみに俺が好きな「本に出てくる料理」は、トールキンの「ホビットの冒険」に出てくる、ビルボ・バギンズの料理だ。
大好きな本で、日本語で5回、英語で2回読んだ。
ホビットの住む穴倉に食糧貯蔵湖があって、パイだのビールだの塩漬け肉だの卵だのがふんだんに出てくる。
俺の夢は、定年退職したら食料貯蔵庫を作って、毎日ホビットのように飲み食い楽しく暮らすことなんだ。
(T.H)