敬和の学園生活

日常の風景

2017/01/20

体育館礼拝

 1月19日(木)の全校礼拝は体育館で行いました。

 敬和学園の一日はいつも全校礼拝から始まります。現在はチャペルが建てられ、冬でも暖かく快適に礼拝を行うことができますが、20年前までは毎朝体育館で礼拝を行っていました。冬の風が強い日ですと体育館内の扉付近には冷たい雪が吹き込み、また床に直に座るという大変厳しい環境でした。
 敬和学園の先人たちが通ってきた道を感じようと、敢えてこの寒い時期に一日だけ体育館で礼拝を行っています。今ではこの体育館も耐震改修工事がなされ、暖房設備こそ備え付けのものはありませんが明るく大変気持ちのいい環境になっています。ですので昔の環境を完全に再現することはもうできないのですが、こういった取り組みをすること、引き継がれてきた伝統に近づこうとすること、この行為がとても意義深いものだと敬和学園は考えています。今日も卒業を間近に控えた3年生へ向けてのメッセージが込められた、三年六甲クラス担任の先生のお話をみんながしっかりと聞いていました。いい礼拝でした。
 一方で今日はこの春に入学する新入生(50回生)たちの合格発表の日でもありました。先人たちに支えられ、引き継がれる伝統を今の人間がしっかりと受け止め、敬和学園は来年度、創立50周年を迎えます。

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