毎日の礼拝

毎日のお話

2016/12/05

小西 二巳夫(校長)

ルカによる福音書 2章8~12節 「湯を沸かすほどの熱い愛」という映画を見た。がんで余命宣告を受けた主人公の女性が、行方不明の夫を連れ戻し、他者のためにやっておくべき事をしておこうと奔走する。そんな彼女を見て、残される者達は自らの生き方を見つけていく。この映画の人間関係は、イエスと弟子たちの関係と重なる。夫の過ちを許す彼女は、イエスの姿そのものだ。クリスマスに向かうこの時、アドベントは支えられている事を知る時間だ。そして、私達に生きる力、考える力が与えられる。