自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2016/10/24
・高校サッカー選手権 3回戦【10月22日(土)】 結果報告
ピーチビレッジ刈羽会場
敬 和 学 園 0 - 1 東京学館新潟
( 前半 0 – 0 )
( 後半 0 – 1 )
高校3年間のサッカーの終わりは、あっけなくやってきました。3回戦、古豪東京学館新潟高校との対戦は、お互いが出方を伺う立ち上がり。放り込んだ後のセカンドボールをどちらが拾うか、我慢比べの展開でした。ペースを握ったのは学館。シュートをGK神田のセーブでしのぎながら、ボールをまわそうとする敬和。20分には日馬が相手FWとの競り合いで負傷。出血し一度ピッチから離れます。止血まで10人でしのぎ、前半は0-0。
後半立ち上がり、渡辺からのサイドチェンジに小池が鋭く反応しDFの裏へ。飛び出したGKの脇を抜くシュートは、しかしボール2個分枠の外。チームを勇気付けるチャレンジにベンチは沸きます。しかし、徐々に足が止まりだしたのは敬和。ボールへの対応が遅れ、相手のドリブル突破を許してしまいます。シュートブロックを何度も繰り返し、最後はフリーで打たれることも2・3回。幸い、枠に飛ばず会場に悲鳴やため息が響きます。
延長も意識し始めた残り6分。相手のCKがニアへ。一瞬遅れたDFの隙をつかれ、ボールはサイドネットへ。痛恨の失点。このとき、選手全員がペナルティアーク付近へ集まります。お互いに声を掛け合い、落ち込んだ選手に手を添え、キャプテンを中心に「まだやれる。やろう!」と気持ちを立て直します。こんな場面でこれが出来るチームになったのか、と3年生の力を感じたシーンでした。選手交代し全力で追いすがりましたがこのまま試合終了の笛。崩れ落ちるメンバーに掛ける言葉が見つからないほどの熱戦でした。
ご声援いただいた保護者の皆様、先生方、OB各位、生徒の皆さん、結果が出せず申し訳ありません。でも、精一杯闘いました。いずれこの敗戦の意味がわかる時が来ると信じています。たくさんの差し入れ、遠方まで応援いただいたことに感謝申し上げます。
3年生が引退します。次戦は秋の地区大会。新チームにもご声援ください。11月7日(月) vs西新発田高校