毎日の礼拝

毎日のお話

2016/09/21

小西 二巳夫(校長)

マタイによる福音書 11章4~10節  「頭痛肩こり樋口一葉」は、樋口家で生きている人物と、死んで幽霊になった登場人物とが同じ舞台上にいる設定のお芝居だ。最後に生きているのは、一葉の妹、邦子だけになるが、幽霊たちが温かく見守っていると信じて彼女は力強く生きて行こうとする。近くある敬和のホームカミングデーも、今を生きるエネルギーをもらうという意味で邦子と重なる。今日の聖書では、私達の重荷をイエスが負って下さっていると知る事ができる。支えられ、守られていると知って、心も体も軽くなる。