自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2016/09/05
8月7日から10日までの4日間,広島県広島市で開催されたインターハイに出場してきました。
女子団体での出場は実に6年ぶりです。須貝和菜さん,志田香奈江さん,中村実弥子さん,堀千晶さん4名の女子団体チームは残念ながら予選ラウンドで敗退してしましました。
男子個人戦に出場した片野大和くんは見事予選ラウンドを30位で通過し,決勝ラウンドに進出しました。新潟県勢が決勝トーナメントに進むこと自体快挙で,結果は全国総合33位でした。
マネージャーを快く引き受けてくれた赤川静流さん,本当によくチームをまとめてくれました。暑さ対策,お弁当の手配 等々 お疲れさまでした。そして,ありがとう!
人生初の飛行機を経験した生徒もいる中,真夏の広島に到着です。予想はしていたものの,一歩外に出たみんなの口から出てきた言葉はたった一言「暑い・・・!」
広島滞在中は連日35度を超える猛暑日でした。どうだと言わんばかりに鳴くミンミンゼミ,クマゼミ(新潟では聞けません)。
空高く昇っていく入道雲,そのはるか下,広島市 コカ・コーラウエスト広島スタジアムのフィールドに約100個の的が整然と並べられた光景は圧巻でした。
季節は甲子園,「一球入魂」という言葉はよく耳にしますが,アーチェリー会場で各学校の応援から聞こえてくるのは「一射入魂」です。的のど真ん中10点Xを狙った一射は,放たれた矢が意志をもって向かって行くような,そして的は放たれた矢を迎え入れているような感覚を見ている人に与えてくれます。
試合終了後は,同じ新潟県勢として出場した吉田高校の選手たちとはもちろん,北信越地区のアーチャーたち,インターハイを通じて知り合ったアーチャーたちと順位に関係なく互いの健闘を称え合い,友情の輪を広げてきました。
3年生はこれで引退となります。長い間おつかれさまでした。アーチェリーで培った「内なる闘志」と「集中力」を,ぜひこれからの敬和生活に,将来に生かしていってください。