毎日の礼拝

毎日のお話

2016/06/21

小西 二巳夫(校長)

創世記 3章2~6節 週刊新潮の表紙絵を描いている成瀬政博という画家がいる。彼の絵に、リンゴの皮がむかれた内側に、メメントモリと文字が入っているものがある。メメントモリは修道院の挨拶の言葉で、死を思えという意味だ。今日一日、神の守りがあるように、与えられた命に真正面から取り組もうという意味がある。私達が毎朝する「おはよう」は、メメントモリと同じ意味を持つと言える。個々の事情をこえて挨拶から一日を始め、その一言を当たり前に伝える事が成長につながる。