労作日記

労作日記

2016/03/17

労作日記(2016.3.16) 【1年飯豊クラス】

今年度最後の労作でした。発送労作と、1年間の振り返りをしました。

昨年4月に初めて労作に触れた生徒たちの率直な感想をお送りします。

 

『体を動かし、感じることの大切さを学んだ。

 自分たちでやってどれだけ大変なのか分かった。

 やってもらうのが当たり前ではなく、自分たちでやるのが当たり前

 と感じさせてくれたのが労作。

 協力し合う大切さも学びました。

 色々な知識も増え、とてもいいものでした。

 何よりも楽しかった。』

 

『労作はクラスのみんなと必ずしゃべるなと思いました。

 他の授業ではない雰囲気だと思いました。

 物を取ってほしい時、「それとって~」「はいっ!!」「ありがとう」

 必ずコミュニケーションをとる。

 ステキだなって思いました。

 労作をするたびにクラスが仲良くなっている感じがしました。』

 

『最初はこんなことして本当に役に立つのか、

 私にできることはあるのか、色んな疑問を抱いていました。

 しかし、労作の授業に関わっていくことで、

 仕事の大変さだったり、自分の労働力のなさだったり、

 みんなで成し遂げる達成感だったり、

 たくさんのことを知ることができました。

 労作は2年生でもやるので、新たな目標を持ってがんばりたいです。

 その目標とは、自分で仕事を見つけることです。』

 

『1年間労作をして分かったことは、畑仕事の大変さや雪かきの時の腰痛です。

 でも育てたサツマイモを掘るときはとてもワクワクして楽しかったです。

 トカゲをつかまえたり大きなサツマイモを掘った喜び・・・

 サツマイモが大きく育ったのも、太陽、水、そして土の環境を

 さらに良くしてくれるミミズなどがいたからです。

 全てのものに支えられ、助けられ自然は成り立っているんだと分かりました。

 私たちはその自然から、たくさんの命をもらい生きていることに

 感謝しなくてはいけないと改めて考えさせられました。』

 

『一緒に汗流して作業したり、互いの欠点を補ったりして仕事をする。

 ゆっくりとした時間の中で、自然と遊ぶなんて最高ですね。

 虫嫌いだけど。』

 

『1年間の労作で分かったことは、他人の為に働く理由だと思う。

 人は働く理由として「自分が生きていくため」ということもあるだろうが、

 その働くのには、何かしら他人の為になっているのである。

 野菜を収穫しなければ、

 ランチで特別なものが出てこなかった。

 発送の作業をしなければ、

 卒業生に知らせが届くことは無かっただろう。

 労作によって自分と他人が、どちらも得をするようになっていると思う。』

 

 

2年生になっても、たくさんの気づきと成長がありますように!

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