のぞみ寮通信

大望館

2015/04/14

大望館通信 第235号(4月13日)

<NEW大望館>

 2015年度が始まりました。新しい学年になり3年生はあと1年(実際には10ヶ月くらい)で卒業、そして進路も決めなければいけません。2年生はクラス替えでガラッと学校生活が変化していく中、1年生への指導等もしていかなければいけない立場になりました。どちらの学年も昨年より濃密な1年となることでしょう。さらに有意義な敬和生活を送ってほしいと思います。

 さて、先日48回生の入寮礼拝が行われました。今年度の大望館には、なんと20名もの仲間が新しく加わりました。ようこそ大望館へ!入寮礼拝、入学礼拝、オリエンテーションキャンプとこの1週間の慌ただしさの中で疲れを感じている人もいるでしょう。大望館は君たちの第2の我が家です。個性豊かな先輩達に囲まれての生活は、最初は少し戸惑う事もあるかと思いますが、大丈夫!すぐに慣れます。まずはこの慌ただしい1,2週間を乗り切って、大望館が心休まる場所となってほしいと願います。

 新年度、48名でのスタートとなった大望館ですが、安心した寮生活を送っていくために必要不可欠なものがあります。それは信頼関係です。相手の身体や心を傷つけるような行為、人格を否定するような言動、人をだますような事がある場所では安心した生活は送れません。大望館においてその様な事はないと思っていますが、1年生が入ってきたことをきっかけに、もう一度寮生活を送っていく心構えとして肝に銘じておきましょう。人それぞれの個性や違いを受け入れつつ、お互いにそれぞれの良さを引き出していけるような人間関係を築きながら寮生活を送ってほしいと思います。(堀越) 

 

<2015年度のスタート>

 新しい年度が始まりました。それぞれ学年があがりました。そして何より、20名の新しい仲間を迎え入れました。振り返ってみると、この一週間は何が何だかわからないぐらい忙しかったのではないでしょうか?ほんの一週間前、イースター礼拝の時にはまだ春休み中だったんです。嘘みたいですよね。

 イースターが終わってからは一瞬です。寮合宿に開寮礼拝に入寮礼拝、入学礼拝、始業礼拝、いつもの夜の礼拝・・・って考えてみれば、敬和って忙しい時っていっぱい礼拝してるんだって事に気が付かされます。それだけ、礼拝が敬和の中心にあるってこともこの事からわかるんじゃないでしょうか。

 そして、この一週間で感じることです。毎年感じることですが、この僅かな期間で、2年生は2年生らしく、3年生は3年生らしくなります。これが私にとっては何よりの楽しみなんです。

 ガチガチに緊張して、入寮してきた20名と比べてみると、それまで寮で過ごしていた上級生たちが頼もしく見えるのは当然のことです。それだけではなく、今まさに新しい仲間を受け入れる事による成長の真っ只中にあるんです。

 これは、1年もしくは2年前に同じ緊張を経験してきた2,3年生が、迎え入れる20名のことを大事にしているという事の証(あかし)であると信じています。

 「どうやったら早く、馴染めるかな?緊張がほぐれるかな?仲良くなれるかな?仕事覚えてくれるかな?」そんなことを考えながら、新しい仲間との時間を過ごしている君たちに感謝しています。 (澤野)

 

 

<今週の写真>