労作日記

被災支援活動

2014/10/14

2014年度 第5回被災支援労作(2014年9月12日~14日)

期 日 2014年9月12日(金)~14日(日)

場 所 宮城県宮城郡七ヶ浜町

宿 泊 日本キリスト教団 仙台北教会

参 加 生徒7名、教員2名

 

  夏休みをはさみ、後期第1回目(全体では第4回目)の被災地支援労作が行われました。12日金曜日授業終了後、宮城県入り。翌13日(土)に七ヶ浜町に伺い、ボランティアセンターで受け付け。今回もコーディネーターの星さんや引地さんが温かく迎えてくださいました。今回は芙蓉グループの皆さんと一緒に参加となりました。「おらほの体操」で体をほぐし、いざ作業へ。

 作業は、お借りしている農園の雑草除去と、耕運機が入れるよう進入路を造ると言うものです。普段の労作で慣れているせいか、思いのほかはかどります。午前中にはほぼ完成。これには作業リーダーの菊池さんや「師範」こと柴田さんもびっくり。早速耕運機の登り初めをしていただきました。

 この農園は、震災後に耕作放棄となり、ボランティアセンターで借り受けたものです。仮設や災害復興住宅でお庭のない方にも作物を育てていただきたいとの願いでがれきを拾い、耕してきたもので現在はこの土地の新しい名産を作ろうと、様々な作物が試験的に植えられていました。

 震災から3年半、いまだにここ七ヶ浜町では600人を超える方々が「仮設住宅」に居らっしゃるそうです。先ほどの農園も、仮設に籠ってしまわないために送迎も考えていらっしゃるとのこと。真の復興とは何か、を考えさせられた3日間でした。宿泊させたいただいた仙台北教会の小西先生はじめお世話になった皆様に感謝して、報告させていただきます。次回は10月24日(金)~26日(日)を予定しています。