敬和の学園生活

日常の風景

2014/07/25

2014海外教室Newsletter③

海外教室Newsletter③ July 22・23, 2014

 22日は朝からSacramentoに行ってきました。Sacramentoはカリフォルニアの州都。まずは州議事堂を目指しました。外で記念撮影を済ませた後、セキュリティチェックを受けて中に入れてもらいました。そして入ってすぐに案内してもらったのは州知事の部屋。「ここにシュワちゃんがいたのか。」としみじみつぶやく人もいれば、何だかよくわからずに写真だけ撮る人など少し温度差がありましたが、建物内の装飾や彫刻などを見て、その重厚な雰囲気に感動していました。中には「赤の部屋」と「緑の部屋」という実際に政治が行われている部屋があるのですが、今回は「緑の部屋」に入れてもらうことができました。

 州議事堂を後にし、歩いて向かったのはOld Sacramento。ここは古き良き西部の街並みを残す雰囲気の良い場所です。着いたのがちょうどお昼だったので、10名程の生徒は私のオススメの「Fanny Ann’s」というバーのようなところに行きました。ここにあるハンバーガーは絶品!もちろんメニューを見て自分たちで注文しました。このようなやり取りも少しずつ慣れてきているようで、結構スムーズにできている人もいました。そして出来上がって出てきたハンバーガーにかぶりつくと、「今までに食べたハンバーガーの中で一番おいしい!」とキラキラした笑顔。この笑顔には私も思わず胸がキュンとしました。

 お腹を満たしたあとは街(と言っても数十分あれば歩ききれる所です)を散策しました。それぞれ写真を撮ったり土産物屋に入ったり、比較的ゆっくりと過ごしました。またEvangelineというヘンテコなものが沢山売られているお店を紹介したところ、ここは男子も女子もツボにはまったらしく、友達へのお土産を買うなどかなり長い時間を過ごしていたようです。かなりのバンドファンであるH.Tくんはレコードが多く置いてあるお店を発見し、さらにはお店の人に自分の好みを伝えてお気に入りの数枚を見つけて購入していました。皆自分の好きなことになるとコミュニケーション能力を発揮しているようで、そんな成長に私も嬉しくなりました。

 23日は学校に集まり、午前中はこれまで5日間の出来事の絵日記を大きな紙に書きました。「俺、絵心ないんだよ〜(泣)」と嫌々書く者もいましたが、Rayna先生に促され何とか取り組んでいました。この絵日記(皆カレンダーのように日数分に区切って書いています)はSayonara Partyで壁に掲示されることになっているので、特に女子はいかにかわいく、いかに上手く見せるかを工夫していました。

 1時間半程の昼休憩には、皆物足りないのか外や体育館で遊んでいたようです。それでも足りない人は「Rayna先生の家のプールで泳ぎたい!」とおねだりしていました。もちろんRayna先生に“Not today!!”と断られしょんぼりしていましたが…。

 午後は24日に行くサンフランシスコやDiscovery Kigdom(大きな遊園地)、Lake Thoeへの旅行について説明を聞きました。「先の予定を聞いていると何だかあっという間…。」という声がちらっと聞こえてきたのですが、正にその通り。こちらに到着してからもうすぐ1週間が経とうとしているのです。

 今日はどこにも行かなかったのでゆったりしていましたが、連日忙しく動いているとあっという間に時間が過ぎて行きます。それを生徒たちは肌で感じているようです。時間を1秒たりとも無駄にせずに、多くのことをスポンジの如く吸収して欲しいと思います。

それではまた、次回のNewsletterで。