自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2013/07/29
敬和学園は東日本大震災被災者のことを常に意識しながらすべてのことに取り組みたいとの願いを持っています。そこで具体的な活動の一つとして、被災地支援労作を2011年5月から始めました。
2013年度 第5回(2013年7月12日~14日)
今回の被災地支援労作は、44回生の3年次修養会を見据えて、修養会実行委員のメンバーで参加しました。生徒12名と引率教師3名の合計15名が参加
1日目:学校を出発 → 七ヶ浜へ到着
2日目:
七ヶ浜ボランティアセンターに集合。仕事の内容や分担をお聞きしてから、いつもの「おらほのラジオ体操」。東北弁のラジオ体操に初参加の生徒たちは大喜び。体も心もほぐれました。
作業は、春から整備に参加させていただいた「町民ほがらか農園」にいよいよ大豆(枝豆)を蒔くので、そのお手伝いです。
仮設の皆さんと、JAの皆さんのご指導のもと、がれきもなくなり立派な畑になった農園に大豆を蒔いていきます。手順が分からず戸惑う生徒もいましたが、JAの方の丁寧な説明で、少しずつペースアップ。予定の時間より早く終えることができました。
予定時刻より早く終わったので、実行委員からは「南三陸町を見学したい」との要望が。実は菅原先生が別働隊で南三陸町にボランティアに行っていらっしゃったのです。生徒の願いと鉄は熱いうちに、ということでバスを運転し南三陸へ。道中遠足気分だった生徒も、南三陸市街に入ると無言に。3.11から二年以上が経過しても、被災の爪痕が色濃く残る風景に、思わず涙する女子。行政の無策ぶりに憤る男子。それぞれが被災地の今にふれる時となりました。
3日目:
仙台北教会の主日礼拝に参加させていただきました。小西牧師は、イエスの最期には始まりという意味もあるのだ、と聖書を解き明かしてくださいました。その後、本校卒業生のM君(東北学院大)にもお会いでき、よき交わりの時となりました。