労作日記

被災支援活動

2013/06/28

2013年度 第1回被災者支援労作(2013年3月22日~23日)

 敬和学園は東日本大震災被災者のことを常に意識しながらすべてのことに取り組みたいとの願いを持っています。そこで具体的な活動の一つとして、被災地支援労作を2011年5月から始めました。

2013年度 第1回(2013年3月22日~23日)

2013年度に被災地支援労作を行いたいと考えている宗教部では、現状を知るために3月22日(金)~23日(土)にわたり、現地視察(主に宮城県)を行った。

 

 

< 現地報告 >

 

 2013年度に七ヶ浜の大きな動きとして挙げられるのは、農地整備に伴い再開される予定である農作業と、菖蒲ケ浜地区の高台移設である。

農作業は、重機が入って整備が済んだ農地で大豆などの植え付けが始まる予定(4月下旬)。それに伴い、今後は農作業が活動の中心になっていくだろうとの事(以前の様なガレキ撤去は、重機が入ったためほとんど行われていない)。

 また、海に隣接している菖蒲ケ浜地区が七ヶ浜国際村付近に高台移設になる予定。現在の仮設住宅は3月下旬に撤去され、宅地整備が始まる。現在の仮設住民は別の仮設に移るので、引っ越し等の作業が予想されるが、数的には多くない。また、仮設の住民に高齢者が多いため、清掃作業が常時求められている。

 最後に、声楽部が以前行った支援労作での演奏を強く要請された。昨年の全国大会出場もチェックしておられ、ぜひその歌声を聴きたいと言われた。ポスター等を作って町民会館や小中学校の体育館でミニコンサートなども開催可能である事、器楽部のジャズ、よさこいの演舞披露なども含めて、「敬和学園デー」といったイベント開催の可能性について話が盛り上がった。